僕は先日、基本情報技術者の試験を受けてきました。
そこで、基本情報技術者とはなんなのかについて解説します。
これから受験しようと考えている人は、この記事を参考にして基本情報技術者について考えてみてください!
目次
試験の目的
基本情報技術者試験は、ITエンジニアとして働くための基礎力を身につけるため、あるいはそれを証明するための試験です。
ITエンジニアが使うであろう知識を幅広く抑える事ができるので、IT業界の用語を覚えたりするのにはすごく役立ちます。
僕自身は高専生という立場で、社会人ではないのですが、授業のシラバスなどに書いているIT系の単語も全て読める(意味が分かる)ようになりました。
このように、社会人にとっても、学生にとっても、かなり有意義な試験であると思います。
試験の基本概要
試験の基本概要についてまとめます。
基本情報技術者試験はここ数年で試験形態が変化していますし、これからも変わる可能性がありますので、情報の信頼性には十分注意を払って情報収集してください。
受験資格
基本的に誰でも受験することが可能です。
受験料
受験料は7500円です。
クレジットカードやコンビニなどで支払いが可能ですが、コンビニで支払う場合は330円ほどの手数料がかかります。
試験日
全国的に随時行なっています。
各会場によって試験日は異なりますので、ご自分の近くの試験場の試験日をしっかりと調べてください。
身体が不自由などの理由によってCBT試験(後で解説)が受けられない方に向けての筆記試験が4月と10月に実施されます。
試験方式
CBT方式の試験になります。
CBT方式とは、コンピュータを用いた試験方式のことです。
先ほども解説したように、これが受けられない場合の筆記試験も4月と10月にあります。
その他
試験は科目Aと科目Bに別れているので、その二つを受験します。
科目A試験免除制度というものがあり、IPA認定の講座を受講し、修了試験に合格することで、科目Aの試験が免除されます。
個人的には、科目Aの難易度や手間まで考えると、あまり必要性は感じません。
もし基本情報技術者の試験に落ちた場合、再受験できるのは最後の試験日から30日後です。
その日からしか受験はできませんが、受験申し込みはいつでもできます。
試験の内容
先ほども解説したように、基本情報技術者の試験は
に分かれています。
それぞれ解説します。
科目A
科目Aは問題数が60問の四肢択一問題です。
試験時間は90分、1000点中600点で合格となります。
分野は大きく分けて3つ、「テクノロジ分野」「マネジメント分野」「ストラテジ分野」があります。
テクノロジとは、コンピュータの仕組みやネットワーク、セキュリティなどに関する分野です。
マネジメントは、プロジェクトマネジメントなどの管理職の仕事に関する分野です。
ストラテジとは、企業活動など、経営に関する分野です。
特にテクノロジ分野からの出題が多く感じたので、しっかりと対策をするのがいいでしょう。
科目B
科目Bは問題数が20問の多肢択一問題です。
試験時間は100分、1000点中600点で合格になります。
分野は主に、「アルゴリズム・プログラミング」が8割と「セキュリティ」が2割出題されます。
アルゴリズム・プログラミングでは、説明文とプログラム(擬似言語)をみた上で、4〜10択ほどの選択肢から正解を選んで行きます。
セキュリティでは、架空の会社の状況などが説明され、その会社に適したセキュリティ対策などを、4〜10択ほどの選択肢から選びます。
アルゴリズム・プログラミングに関しては、出題数も多いのに加え、プログラミングに慣れていないと回答できないものも多いです。
解き方や考え方をしっかりと学習した上で、試験に挑めるようにしましょう。
申し込み方法
試験の申し込みはIPAの公式ホームページから行えます。
試験情報→受験申し込み まで行くと、基本情報技術者のページがありますので、あとは画面に従って登録や申し込みを完了させてください。
>【基本情報技術者試験】2週間で合格した話。 自分の体験談を元に、やった試験対策などを解説していきます。
>【基本情報技術者】高校生や高専生が取るメリットを実体験ベースで解説!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
基本情報技術者試験を受ける人の参考になれば嬉しいです!
他にも基本情報技術者に関する記事を書いています↑ので、読んでいただけると嬉しいです!