新学期が始まって1ヶ月半が経とうとしています。
今年から授業等でC言語に触れ始めた方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなC言語の出力方法について解説していきます。
目次
なんでも出力できる「printf();」
これが一番一般的に使われているであろう出力関数です。
C言語を学び始めた皆さんもよく使っていると思います。
printf()関数は、変換指定子(%d %f %c等)と組み合わせることで、ほとんどの出力に対応しています。
数値や変数も扱えるため、とりあえずこれを使っておけば問題ない感がありますね。
例
printf(“%dが入力されました¥n”,num);
このように、変数などを組み合わせて出力することができます。
困ったらこれを使いましょう!
改行が便利「puts();」
こちらも割と使うことが多いです。
puts()関数は、文字や文字列の出力にしか対応していませんが、
出力の最後に勝手に改行をしてくれるという便利さがあります。
文字列のみを連続して出力したい場合などにおいては、printf()よりも見やすく、軽く、便利にコードを書くことができます。
例
puts(“文字列の時は便利です。”);
上記のプログラムには「¥n」がありませんが、printf(“文字列の時は便利です。¥n); と同じ出力ができます。
その上、変数や数値を扱う機能がないため、文字や文字列の出力においてはprintf()より速いです。
自分がしたいことや場合によって使い分けてみてください!
一番軽い「putchar();」
これは僕がC言語を学んでいる中で一番見ない表現です。
しかし、これにも特徴があり、場面によっては使い分けられますので、ぜひ覚えてください。
putchar()関数は、文字1文字だけの出力に対応した関数です。
ですので、前述2つと違い、「””」(ダブルクウォート)ではなく「”」(シングルクウォート)で文字を囲みます。
変数を扱う機能や改行機能もないため、前述2つよりも高速に動作します。
出力が一文字しか必要ない場合は、こちらを用いてください。
おすすめの使い方は改行です。
例
putchar(‘¥n’);
これで改行だけをするコードが書けました。
printf(“¥n”); や puts(“”); よりも高速であるため、速さを意識したい時などには使えるかもしれません。
その他にも、ここは一文字だけの出力だよと、他の人がコードを見た時に理解しやすいというメリットもあるかもしれません。
今回ご紹介した3つの出力方法は、それぞれメリットデメリットがありますので、場合によって使い分けてください!
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!