最近プログラミングを始めた方、プログラミングに興味がある方に向けて、「C言語とは?」という解説をします。
本記事では具体的なソースコードは解説せず、そもそもC言語とは何かを解説しますので、初心者の方はぜひ読んでいってください!
C言語に関するページをまとめています。
↓ぜひご覧ください↓
C言語解説まとめ!
目次
そもそもプログラムとはなんなのか
C言語を理解するためにはまずプログラムを知らなければなりません。
そもそもプログラムとは、「人間がコンピュータに命令を伝えるための指示書」のようなものです。
コンピュータは1と0という数字(2進数)やa,b,c,d,e,fなどの文字を使う数字(16進数)しか扱えないものがほとんどで、人間の言葉を理解したりすることができません。
別にそれが悪いことではなくて、「電圧がある状態を1、ない状態を0とした場合に、2進数の方が計算がやりやすく、速い」というとても大きなメリットがあります。
そんなコンピュータに命令を出すためには、プログラミング言語を使い、それを機械語に変換する必要があるわけです。
プログラミング言語というものはたくさんあり、その中でも代表的でよく使われている一つが「C言語」なんです。
人間がC言語で書いた命令を「コンパイラ」という装置をとおして機械語に変換し(コンパイル)、コンピュータに命令を出すことができます。

雑な画像ですが、このような流れです。
C言語はプログラミング言語のひとつで、コンピュータに命令を出すためのものと覚えておきましょう。
C言語の特徴
C言語はとても歴史のあるプログラミング言語です。
詳しい説明は省きますが、C言語はもともとB言語というものを元に改良を重ねられて、1971年に作られた言語です。もとはNB言語と呼ばれていましたが、1972年にC言語に改名されました。
2025年現在、54年という長い歴史のある言語です。それなのにもかかわらず、いまだに世界中で広く使われています。
その理由として挙げられるのが、「動作が速い」ということです。
C言語は昔に作られただけあり、機械語に近い性質を持っているんです。そのため、先ほど解説した「コンパイル」にかかる時間がほかの言語に比べて短いことが多く、その点で重宝されています。
そのせいで利便性が悪い、書きにくいといった問題は多少ありますが、C言語を覚えた後には、ほかの言語の勉強が楽に感じるかもしれません(笑)
さらに、今現在世界中にあるプログラミング言語の中には、C言語を元にして作られた言語が数多くあります。
そのため、「C言語を理解できれば、ほかの言語も理解できる」と言われることすらもあります。
これからもたくさん使われるプログラミング言語でしょうから、興味がある方は勉強をすることをおすすめします。
どんなところに使われている?
C言語の用途を一覧にすると、
- OSの作成
- AI
- 画像や音声の処理
- プログラミング言語
などがC言語で作られています。
これらの特徴をまとめると、「大容量なデータ」「高速な処理が求められる」などがあげられます。
まさに先ほど解説したC言語の特徴はこれらにとても合っています。
普段意識はしていなくても、身近な場面でたくさんのC言語が活躍しているのです!
まとめ
C言語はプログラミング言語のひとつで、コンピュータに命令を出すためのもの。
歴史がある言語であり、動作が速いのが特徴。
身につけたらほかの言語が楽に感じるかも!?
OSやAIなど、大容量かつ高速な処理に用いられている。
C言語に関するページをまとめています。
↓ぜひご覧ください↓
C言語解説まとめ!