C言語において、キーボードから文字を入力する方法を解説します。
ご自分のエディタで内容を確認しながら覚えていってください!
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目次
キーボードから入力する方法
キーボードから入力するためには
「scanf(“”);」を使います。
例えば整数ならこのように入力します。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int num;
scanf(“%d”,&num);
return 0;
}
このようにして整数を入力します。
scanf (“ %dなどの変換指定子 ” , & 変数名 ) ;
というような書き方になっています。
では、変数の型ごとに入力の仕方を一覧にします。
型 | 変数の宣言 | 入力する文 |
int型 整数 | int num; | scanf(” %d “, &num ) ; |
double型 小数 | double num; | scanf(” %lf “, &num ) ; |
char型 文字 | char ch; | scanf(” %c “, &ch ) ; |
char型 文字列 | char str[10]; | scanf(” %s “, str ) ; |
大まかな入力の仕方はこのようになっています。
・文字列の時だけ「 & 」がつかない
ということに気を付けてください。
それぞれ変数名のところは何でもよく、文字列の配列の要素数 [10] のところも何文字にしても大丈夫です。
入力した値が「&」のあとの変数に代入されます。
これだけで入力することができますので、いろいろ試してみてください!
なんで「&」を使うんだ?と疑問になった人は、ポインタを理解する必要があります。
気になる人はこちらを読んでみてください!
>【C言語】”ポインタの超基本”を例を交えて分かりやすく解説!
入力した値を出力する方法
整数型の変数で例を出します。
このようにコードを記述してみてください。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int num ;
scanf(” %d “, &num ) ;
printf(“入力された値は%dです。\n”,num ) ;
return 0 ;
}
このように、入力した値を格納した変数を printf(“”); で出力することで、入力した値を出力することができます。
%d のところを他の型に変えるだけで他の型も出力できますので、試してみてください!
2回以上連続で入力する方法
2回以上入力したいときは、
scanf(“”); を2回書く
という方法でもいいのですが、もっとスマートな書き方があります。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a,b ;
scanf(” %d %d “,&a,&b) ;
printf(“入力された値は%dと%dです。\n”,a,b ) ;
return 0 ;
}
scanf(” %d %d “, &a ,&b ) ;
このようなコードの書き方をすることで、2回以上連続で値を入力することができます。
他の型の変数でも同様ですので、いろいろ試してみてください!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事ではC言語における入力の仕方について解説しました。
プログラミングをする上でよく使う基本の文法だと思いますので、しっかりと覚えるようにしましょう!
ほかにもC言語に関する解説をしています。
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